声優になるための進路

声優養成所・専門学校・スクールの違いは?メリット・デメリットも解説

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声優養成所・専門学校・スクールの違いは?メリット・デメリットも解説

養成所・専門学校・スクールって何が違うの?

声優を志して進路について調べたのはいいものの、養成所・専門学校・スクールの違いがいまいちわからないという方は多いです。

簡単に説明すると、

  • 養成所は、短期集中で専門の技術を学ぶところ
  • 専門学校・スクールは、長い期間をかけて声優の技術、一般教養など総合的に学ぶところ

といった感じです。

例外もありますが、学費は「養成所 < 専門学校・スクール」となります。

 

このページでは、養成所・専門学校・スクールの違いと、それぞれのメリット・デメリットをまとめました。

 

Contents

声優養成所・専門学校・スクールの違い

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明確な違いとしては、通う日数・期間、学費などが挙げられます。

簡単にまとめるとこんな感じです。

養成所 専門学校 スクール
学費 安め 高め 高め
通う日数 週1~2
週3~4
全日制
など様々
全日制 全日制
夜間
など様々
期間 半年
1年
2年
など様々
2年間 1年
2年
など様々
本気度 高め 人による 人による
提携事務所 少ない 多い 多い

 

専門学校の場合は、「やっぱり自分は声優より他の職業がいいかも」と思い、卒業後にそのまま就職する方も多いです。

そのため、養成所を出た人の方がプロ声優になる確率は高くなります。

一概に、「養成所に通うからプロになれる」、「専門学校に行ったからプロになれない」というわけではありません。

専門学校を卒業してプロになる方ももちろんいますし、養成所を卒業してもプロになれない方もいます。

 

専門学校とスクールは何が違うのか?

「認可校」か「無認可校」かの違いです。

Wikipedia(ウィキペディア)では下記のようになっています。

認可校(専修学校)

学校教育法が定める正規の学校であり、同法の一定の基準を満たす日本の教育施設である。修業年限は1年以上。

一般に、専修学校の個別の校名に「専修学校」、「高等専修学校」、「専門学校」、「大学校参照」の名称がつけられる。

(引用:専修学校|Wikipedia

 

無認可校

法令に基づかない教育施設のことである。

その他の法令に定めがある施設(省庁大学校、農業大学校、職業訓練施設など)を除く教育訓練施設のことを指す。

無認可校は、学校教育法の第1条に定める「学校」の名称を使用してはならず、かつ大学院、専修学校、各種学校、高等専修学校、専門学校の名称を使用してはならない。

そのため、学院、スクール、アカデミー、カレッジ(高等教育・専門教育の場合)などといった名称を多く使用している。

(引用:無認可校|Wikipedia

 

国から許可(認可)があれば「専門学校」と名乗れます。

つまり、学校名が「〇〇専門学校」という名前でない場合は、その学校は「スクール」だと思ってください。

ただ、中には学校名を変えたくないなどの理由から認可校なのに「〇〇スクール」という名前のままの学校もあります。

 

文部科学省のホームページから認可校の一覧を確認することができるので、気になる方は調べてみてくださいね。

参考文献:専修学校・各種学校一覧|文部科学省

 

認可校を卒業すれば、「専門学校卒」の学歴を得ることができますが、無認可校を卒業しても学歴として認められない場合が多いです

また、「専門学校」であれば通学定期券を利用できたり、日本学生支援機構等の奨学金制度を受けられたりしますが、無認可校だとそれらも対象外となります。

 

声優養成所のメリット

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声優養成所の主なメリットは4つ。

声優養成所のメリット

  • プロになれる確率は専門学校よりも養成所の方が高い
  • 養成所は一定レベル以上の人が入所してくる
  • モチベーションが高い人達の中でレッスンができる
  • 養成所は学費が安い

 

プロになれる確率は専門学校よりも養成所の方が高い

養成所は事務所付属であることが多いので、統計をとればたいていの専門学校よりプロになれる確率が高いです。

専門学校だと、「とりあえず進路が決まらないから興味のある分野の学校に進んでおこう」という軽い気持ちで進学する方も中にはいます。

養成所の場合は、「プロの声優になる」ことだけを目指して入所する方ばかりなので、必然的に養成所出身者の方がプロ声優になる確率は高いです。

 

養成所は一定レベル以上の人が入所してくる

養成所の場合は、入所前にオーディションがあるので、ある程度見込みのある人にしぼられます。

つまり、まわりは全員、一定の審査基準に合格した人ばかりということです

(もちろん一度そのオーディションに落ちて、どうしてもその事務所に入りたくてもう一度同じ養成所のオーディションを受けて無事に受かるという人も中にはいらっしゃるので、その人は落ちたからダメだとは一概には言えません。)

 

専門学校やスクールの場合だと入るのは簡単なので、やる気がなくスキルが身につかない方も中にはいます。

 

当然、レッスンではグループになってやるものも多くありますし、レッスン中に他人の発表を聞く機会も多々あります。

そんな時、うまい人が発表するのを聞けたり見ることができるのは、非常にためになりますし、自分の表現の幅が広がり、引き出しを増やせます

まわりのレベルによって自分のモチベーションアップにもつながりますし、レベルが高い環境で学べるのはメリットですね。

 

モチベーションが高い人達の中でレッスンができる

養成所の入所オーディションでは、入所者に特別高いスキルを求めているわけではなく、「この人は養成所に入ったら頑張ってレッスンを受けられるだろうか」など、人柄を中心に見られていることが多いです。

ですので、必然的に養成所には「頑張れる人、やる気のある人」が集まってきます

 

中には、あえてやる気のない感じをよそおう方もいます。

人前ではやる気がない感じをよそおいつつも、陰で努力をして、「全然練習してないのに出来ちゃった、すごい!」みたいなのを狙っているんだと思いますが、養成所においてはおすすめしません。

講師など「評価する側」の立場になって考えるとわかりますが、やはり人間は「頑張っている生徒」を応援したくなります。

人間ですから、いくら養成期間中は公平に扱わなければならないといっても、一生懸命頑張っている人の方がどうしてもかわいく感じてしまうものなのです。

 

養成所は学費が安い

レッスン時間や日数が少なく、期間も短いところが多いため、養成所は全体的に費用が安いです。

専門学校・スクールで全日制のところは、学費もなかなかのもの。

さらに、専門学校・スクールに通った方の多くは、卒業後に養成所に通う可能性が高いです。

となると、専門学校(またはスクール)の学費と、養成所の費用とダブルでかかることになります。

「そんなに費用を出せない!」という家庭は、専門学校に通うより、働きながら養成所に通うことをおすすめします。

働いていた経験も後々、声優として役に立ちますよ。

関連記事:声優を目指す方におすすめのアルバイト・避けた方が良いアルバイト

 

声優養成所のデメリット

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声優養成所のデメリットは3つ。

声優養成所のデメリット

  • 課程を修了しても資格や学歴として認められない
  • まわりのレベルについていけない可能性がある
  • 短い期間・少ない時間の中で頭角を現さなければならない

 

課程を修了しても資格や学歴として認められない

専門学校とは違い、養成所を出ても資格や学歴として認められません

事務所所属オーディションに落ちればそれまでです。

とはいえ、養成所に通うことで貴重な仲間を得られたり、感性・スキルなどは身に付きます。

もし養成所に通わなければ、将来「自分は声優になりたかったのに、あの時どうして養成所に通わなかったんだろう…」と後悔することもあるかもしれません。

「絶対後悔したくない!」
「少しでも可能性があるなら失敗してもいい」

というくらい強い気持ちがあるなら、どんどんチャレンジしてみるべきです。

個人的には、後で後悔することに比べれば、学歴を得られないことはそこまでデメリットではないと思います。

 

まわりのレベルについていけない可能性がある

養成所では、プロダクションに所属した時に恥ずかしくないよう、あらゆる面で厳しく育てられます

当然、予習・復習をしていなければ即座に置いて行かれますし、そのやり方に反感を持つ人も出てきます。

働きながら、学校に通いながら養成所に通う方が多いので、練習時間を思うようにとれない事も。

まわりのレベルについていくのは難しいかもしれませんが、養成所に通うと決めた以上、やるしかありません。

技術に自信がない方は、なんとか自分で時間を見つけ出して、人よりもたくさん練習しましょう。

 

短い期間・少ない時間の中で頭角を現さなければならない

養成所では、少ない日数や時間、短い期間で結果を出さなければ、才能があっても埋もれてしまう可能性があります

大器晩成型な方も必ずいますが、そういった方には少し不利かもしれません。

  • 要領がいい
  • 器用
  • のみこみが早い
  • 演技経験者

というような方は、まわりの人と差をつけやすく、頭角を現しやすいです。

 

ちょこっと裏話

養成所によっては演技経験者は少しだけ嫌がられることがあります。

経験者は、すでに色がついている状態で、教えても直りにいことがあるからです。

全く経験のない「真っ白な状態」の方が、教えやすいので好まれます。

ただ、「基本ができている=有利」であることは確かなので、ダメ出しやアドバイスをもらったら忠実に修正するようにしましょう。

アドバイスを素直に受け入れる方が先生から良い評価を受けやすいですし、プロになってからも「相手の指示どおり修正できる能力」は重宝します。

 

専門学校・スクールのメリット

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専門学校・スクールのメリットは主に4つ。

専門学校・スクールのメリット

  • スタジオ・音響機材などプロ仕様の設備が常日頃から使える
  • 【認可校(専門学校)のみ】専門学校卒の学歴が得られる
  • 全日制なのでスキル・テクニックが身に付きやすい
  • 1つのプロダクションがダメでも、別のプロダクションにとってもらえる可能性がある

 

スタジオ・音響機材などプロ仕様の設備が常日頃から使える

専門学校を選ぶ最大のメリットは、プロさながらのスタジオ設備や音響設備が整っていることです。

ホームページの写真をみても、普段プロが使用しているスタジオとなんら変わりません。

アフレコスタジオだけではなく、ナレーションブースまで完備されている専門学校もあります。

金魚鉢の外にはちゃんとしたプロ仕様の音響設備もあるので、簡易の防音ブースを設置して小さな音響機材を置いてあるだけというのとはワケが違います。

+ 金魚鉢とは?(タップまたはクリックで開く)

金魚鉢(きんぎょばち)

音響監督やディレクターが仕事をする「副調整室」の事を指します。スタジオと副調整室はガラスで仕切られており、スタジオ側から見るとあたかも金魚鉢のように見えることから、このように呼ばれるようになりました。

(引用:声優業界用語|総合学園ヒューマンアカデミー

 

プロと同じようなスタジオで常日頃からレッスンを受けられることは、養成所ではなかなかないです。

養成所の場合、「アフレコ」のレッスン科目があっても、そこまで日々のレッスンにアフレコの授業は組み込まれていません。

もし、自社でスタジオを所有しているなら、養成所のレッスンで使わせるより、所属声優(プロの声優)に使わせてあげようと考えるのが普通です。

 

アミューズメントメディア総合学院(AMG)は、申請すればスタジオや機材を授業以外でも自由に使わせてもらえます。

放課後に仲間と練習したり、録音したものをお互いに聞いて意見を言い合うこともできますし、そういった使い方ができるのは魅力的です。

実際にマイクを使って録音したものを自分で聴くのは、大変勉強になります。

アフレコレッスンだけだと、みんなで同じことを行うので、自分のやりたいことができません。

個別で自由にスタジオが使えるのは大きなメリットと言えます。

 

【認可校(専門学校)のみ】専門学校卒の学歴が得られる

認可校のみになりますが、卒業をすることで「専門学校卒」の学歴を得ることができます

(※認可校と無認可校については、このページの「声優養成所・専門学校・スクールの違い」の部分で説明しています。)

 

プロになれず就職する場合、学歴はないよりあった方がいいです。

プロの声優になった場合も、声優一本で食べていけるようになるまでは働きながら声優の仕事をこなしていきます。

アルバイトとして働くにしても、中卒・高卒より専門学校卒の方が選択肢が広がるのは確かです。

 

全日制なのでスキル・テクニックが身に付きやすい

全日制の専門学校・スクールの場合、レッスン自体が多いので、必然的に練習量が多くなります

声優において、練習量は上手さに直結します。

どんなに不器用な人でも練習すればそこそこ対応できるようになりますし、やる気のある人が毎日2年間みっちり鍛えられると本当にものすごく上手くなります。

 

声優の場合、いろいろな経験も糧となりますので一概に「レッスンをたくさん受けたからテクニックがある」というわけではありません。

しかし、プロになった時にスキルやテクニックの優劣は、即座に仕事のあるなしに関わってきます。

専門学校やスクールで習うような基礎的なテクニックでも、ないよりはあった方が断然良いです。

 

レッスン時間が多い分、「アクセントのレッスン」などもきっちりやってくれます

アクセントの活用形には法則あるので、地方から出てきた人には必要不可欠な知識ですね。

ちなみに、東京の養成所でアクセントのレッスンをするところはほとんどないですが、地方の養成所であればアクセントを知らない人がほとんどなので、アクセントに重点をおいたカリキュラムが組まれています。

 

1つのプロダクションがダメでも、別のプロダクションにとってもらえる可能性がある

専門学校やスクールの場合、複数のプロダクションのオーディションを受けられます

養成所だと、受け皿になっているプロダクションが1つしかないところがほとんどなので、事務所所属オーディションに落ちれば終わりです。

しかし、専門学校なら複数の所属オーディションを受けられるので、通学中に目指すプロダクションの方向転換をすることもできます

例えば、入学時は「A」という事務所に入ることを目標にしていたけど、在学中に「A」という事務所の個性と合わないなと感じたら「B」という事務所を目指すことだってできるのです。

これが養成所なら、すでに手遅れ状態ですよね。

 

事務所によっては、「その年に欲しい人」というのがあったりするので、その人がいくら良くてもタイミング悪く落ちてしまうこともあります。

運悪く落ちてしまったとしても、良い人材というのは他のところで合格になる可能性が高いので、複数プロダクションのオーディションを受けられることは声優志望者にとって大きなメリットです。

 

専門学校・スクールのデメリット

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専門学校・スクールのデメリットは3つ。

専門学校・スクールのデメリット

  • 専門学校・スクールは学費が高い
  • 卒業後、養成所に通いなおさなければならない可能性が高い
  • 人によってモチベーションや能力が様々

 

専門学校・スクールは学費が高い

専門学校・スクールの大きなデメリットは学費が高いこと

年間100万円は軽く超えるので、2年間で200万円以上は確実にかかります。

全日制で授業時間も長く、設備が整っているので当然ですね。

 

卒業後、養成所に通いなおさなければならない可能性が高い

専門学校・スクールに通っていたほとんどの人が、卒業後に養成所に通ってからプロになっています

ただ、アミューズメントメディア総合学院だけは、そのままプロになっている方もいますね。

 

ちょこっと裏話

過去には「代々木アニメーション学院」で、卒業生の就職率がかなり高い割合で広告掲載されていました。

しかし、その就職先のほとんどはプロの声優ではありませんでした。

普通に就職しても就職率に反映されてしまうのです。

つまり、専門学校・スクールなどの実績をなんでも鵜呑みにしてはいけないということですね。

 

人によってモチベーションや能力が様々

専門学校・スクールは、お金を支払えばほとんどの人が入学できます。

ですので、どうしてもモチベーションや個々の能力にバラつきが出ます

 

モチベーションの低い人、能力の劣っている人がいるということは、自分が選ばれやすくなるから有利!

と思っている方がいるかもしれませんが、専門学校・スクールの場合は見当違いです。

たいていのプロダクションは自分のところに養成所を持っているので、わざわざ専門学校から人材を選ぶ必要がありません。

つまり、「この人だ!」と思う人がいなければ選ばないという選択肢もあります。

まわりと比較して「私は優れている」と安心してはいけません。

 

やはり、モチベーションの高い人、うまい人が多い中でレッスンを受けたほうが確実に上達します。

そういう意味では、専門学校・スクールよりも養成所の方が上達しやすい環境にありますね。

 

【口コミ】先輩たちはどうやって学校を選んだの?

実際に養成所やスクールに通った経験がある方たちは、どうやって選んだのか。体験談を調べてみました。

私は、専門学校を選びました。

その理由は、学生時代演劇などをやっていたわけでなく、全くの素人だったこと。

そして、正直言って声優になりたい!という情熱より憧れの方が強かったので、親とも相談して、専門学校の卒業資格がもらえる専門学校にしました。

 

僕は行きたい所属したい事務所が決まっていたので、そこに所属できる最短の道として、養成所を選びました。

周りは経験者ばかりでしたが、学費はスクールよりも安く、情熱と努力、あきらめない気持ちでオーディションにも合格した経験があります。

出典:ネット調査

 

 

声優養成所・専門学校の違い【まとめ】

養成所はこんな方におすすめ

  • 入りたい声優事務所・プロダクションが決まっている
  • 「絶対にプロ声優になりたい」という強い気持ちがある
  • できるだけ早くプロになりたい(ダメならダメで早めに見切りをつけたい)
  • 学費を安く済ませたい

 

専門学校・スクールはこんな方におすすめ

  • 漠然と声優になりたいと思っている
  • 入りたい声優事務所・プロダクションが特にない
  • 進路に迷っている(声優以外の進路も視野に入れている)
  • 専門学校卒の学歴が欲しい
  • 声優としての技術だけでなく、一般教養や社会人としてのルールなど総合的に学びたい
  • 学生生活を楽しみたい
  • 学費の高さは、そこまで問題ではない

 

簡単に説明すると、厳しい環境で早く結果を出したいなら「養成所」、楽しみながら学ぶなら「専門学校・スクール」といった感じですね。

金銭面に関しては、あまり余裕がないなら「養成所」、特に問題がないなら「専門学校・スクール」という選び方もできます。

 

養成所からプロ声優になる方もいますし、専門学校・スクールを卒業してプロ声優になる方もいるので、一概にどちらがいいとは言えません。

その後の人生が決まる大事な進路なので、よく調べてしっかり選ぶようにしましょう。

 

 

おすすめの声優養成所・スクール

最後に当サイトでおすすめの声優養成所・スクールを3箇所紹介しましょう。

日本ナレーション演技研究所(日ナレ)

「日ナレ」はアイムエンタープライズなどが受け皿となっているので、自信をもっておすすめできる養成所です。

6つのプロダクションにはそれぞれ個性がありますが、メインのアイムエンタープライズや、最近力を持ってきたヴィムスなどで考えると、アイドル声優になりたい人や個性の強い人、マルチに活躍したい人向きだと言えます。

気になる点は、所属オーディションがかなり難関であることで、おそらく他の養成所の比ではないと思います。

日ナレは養成期間が他に比べて長いですし、留年も入れると最大で6年間ありますが、飛び級制度もあるので、売れている人の中には1年で事務所所属になっている方もいます。

能力さえあれば早くプロになれることは非常に魅力的です。

【ジャンル】声優養成所

【場所】本社は東京(スタジオが全国に17箇所(代々木、お茶の水、立川、町田、池袋、大宮、所沢、柏、千葉、横浜、大阪、難波、天王寺、神戸、京都、名古屋、仙台

【期間】1年~

【費用】

・週1回クラス:入所金:10万円(仙台校は5万円、高校生は5万円)/年間受講料:4月生(4月から翌年3月まで)20万円

・週2回クラス:(お茶の水校/名古屋校/大阪校)入所金:10万円(高校生は5万円)/年間受講料:4月生(4月から翌年3月まで)36万円

・週3回クラス:(代々木校)入所金:10万円(高校生は5万円)/年間受講料:4月生(4月から翌年3月まで)50万円

※料金の詳細は公式サイトから資料請求してご確認ください

【提携プロダクション】 マック・ミック、原オフィス、アトミックモンキー、プロースト!、スリートゥリー、トライストーン等

\資料請求は無料/

日ナレ 公式サイト

 

総合学園ヒューマンアカデミー

ヒューマンアカデミーは専門分野を学び就職・デビューを目指す学校です。

その特徴は、プロダクションとの連携に力を入れていることで、プロダクションの代表や現役声優を講師に招くだけでなく、希望する学生全員がオーディションに参加することが可能です。

その回数は350回以上。1年間にほぼ毎日オーディションチャンスがある学校は他にないでしょう。

ただ、難点は学費の高さで、全日制は、1年間で100万円以上かかります。

学費ローンを組むことができますが、自力での返済はかなり厳しい額といえますが、それだけの価値があるという口コミが多いです。

【ジャンル】声優スクール

【場所】全国に16箇所(札幌、仙台、柏校、大宮、新宿、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、北九州、福岡、鹿児島、那覇)

【期間: 声優専攻2年間

【費用】 約105万円 (※入学金、1年次学費の合計。別途、施設・教材・実習・諸費用が必要)

※料金については公式サイトから資料請求してご確認ください

【提携プロダクション】 マック・ミック、原オフィス、アトミックモンキー、プロースト!、スリートゥリー、トライストーン等

 

アミューズメントメディア総合学院

アミューズメントメディア総合学院の魅力は、声優事務所のオーディションを75社も受けられることです。

また、レッスンスタジオのほかに、「AMGスタジオ」というアフレコスタジオや、小さな収録ブースを備えていて、生徒さんなら申し込めば放課後などに使用させてもらうこともできます。

プロ仕様の機材を使用できるなんて、なかなかないことですから、恵まれた環境といえるでしょう。

ただ、学費はかなり高いので、保護者との相談も必須でしょう。

【ジャンル】専門学校

【場所】東京都渋谷区

【期間】本科/全日2年

【費用】声優学科 初年度 入学金:10万円/授業費:88万円/施設設備費:20万円/演習実習費:10万円  合計128万円

※料金については公式サイトから資料請求してご確認ください

【提携プロダクション】 専門学校のため、提携プロダクション自体はありませが、複数のプロダクションのオーディションが受けられます。

LINEからも無料で資料請求できます

アミューズメントメディア総合学院 声優学科

 

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