日本ナレーション演技研究所、通称「日ナレ」は、1990年に開校された今や老舗の声優養成所です。
「養成所に入りたいけれど、日ナレはどうだろう?」というあなたから、「絶対、日ナレに入りたい!」というあなたのために、日ナレの特徴や入所のために必要なことをチェックしてみました。
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Contents
日ナレの特徴は?
日本ナレーション演技研究所、通称「日ナレ」は、1990年に開校された今や老舗の声優養成所です。
名前の通りナレーションから、アニメーション、ゲーム、舞台・・・とさまざまなジャンルでプロの声優さんを送り出している養成所です。
しかし、その中でも特に強いのが「アイドル声優」と呼ばれるジャンル。
アイドル声優とは、通常の声をあてるお仕事のみならず、歌って踊ってアイドルのようにプロモーションされる声優さんたちのことです。
アイドル声優を目指しているのなら、日ナレが断然オススメと言えます。
アイドル声優以外も、問題なし!
では、日ナレはアイドル声優を目指している人以外には向いていないのか?というと、そんなことはありません。
演技だけでなく、ボーカルやダンスのレッスンもあり、多方面で活躍する土台作りが可能です。
また、提携している6つの事務所も、ナレーションに強いプロダクションから、アニメや吹き替えに強いプロダクションとさまざま。
どんなジャンルの声優を目指す人でも、問題なく飛び込める養成所です。
日ナレに入所するには
では、日ナレに入所するにはどのようなステップを踏んだらよいのでしょうか?
その手順を紹介しましょう。
STEP1.体験レッスンに参加する
資料内の申込書で、無料体験レッスンに参加してみましょう。
申し込み後、レッスンの約1週間前くらいまでに詳細の案内が返送されます。
レッスン時間は、受付・レッスン・説明等を含めて、約3時間ほど。動きやすい服装で参加しましょう。
ストレッチや基礎演技(セリフや詩など)が体験できます。
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STEP2.両親への協力を仰ぐ
パンフレットと体験レッスンの感想を元に、きちんとご両親に自分が声優になりたいという意志を伝えましょう。
特に未成年の場合、入所申込の際に「保護者の同意」が必要となります。
声優は定収入があるわけではないため、ご両親からは反対されることも多い職種です。
しかしそれも、あなたへの心配からくるご両親の愛の形のひとつ。
今後の展望(何歳まで勉強するつもりか、費用はアルバイトで賄うなど)をきちんと相談し、頑張るから見守っていてほしいと想いを伝えましょう。
(しかしたとえ反対されたとしても、諦めることはありません!あなたが本気で努力している姿を見せ続けましょう。)
STEP3.費用を捻出する
入所への意志が固まったら、費用を準備してください。
日ナレでは、受講料(20万円)の分割納入が可能ですが、入所金(10万円)は入所時に必要となります。
※料金の詳細は公式サイトから資料請求してご確認ください
STEP4.入所試験を受ける
日ナレに入所申込書を提出し、筆記・実技・面接の試験を受けましょう。
これに合格すれば、あなたは日ナレ養成所で声優の勉強を始めることができます。
リラックスして自分らしさを存分にアピールしましょう。
日ナレの入所試験を受けた人の体験談
実際に日ナレの入所試験を受けた人、入所した人の体験談を調べてみました。
私は30歳の福岡県出身の男性です。
小学校から大学まで一貫して演劇部にて演劇の勉強をしていたこと、また小学校の頃から洋画に興味を持っており、大学卒業のタイミングで一般就職も考えましたが、一度声優養成所に通い、洋画の吹き替えができるような声優になりたいと思い、1年間のアルバイト生活を経て上京し、声優養成所へ通うこととしました。
声優養成所には81ACTOR’S STUDIOや青二塾等の複数の学校がありますが、私が選んだのは日本ナレーション演技研究所(通称日ナレ)です。
やはり業界最大手の声優輩出実績(藤田咲さんや梶裕貴さん、斎藤千和さん等々)やグループプロダクションとしての強いつながりがあるため、まずはここを選んでみて、駄目であればそのほかの養成所を選ぼうと考えました。
また、授業についても週に1回3時間からといった形で上京してバイトを兼務しないといけない私にとっていちばん都合がいい形態だったのも選んだ理由です。
入所にあたっては筆記試験、面接の2種類の試験を受験する必要があります。
一つ目の筆記試験については、正直大卒(私文Marchレベル)であれば全く問題がないレベルの試験です。あくまで筆記試験の意図としては、台本をよむことが出来ると言った最低限の日本語能力を試しているもので、ここで差をつけるものではないと感じました。
二つ目の面接が本番だと思います。まずは自己PRを1分かからない程度で要求されるため、事前に話すネタを準備しておくべきだと思います。
ただし、ここも基本的には全員準備して迎えるので差はつかないと思います。つぎの質疑応答が本番だと思ってください。
事前対策が不可なので、ここはひごろからのコミュニケーション能力を試されている場だとおもいます。(やはりここで大きく差がついた印象はあります。)
合格通知はオーディションから2週間程度で到来しました。
そこから私は週に1回のコース(入学料20万、月謝10万)を受けたのですが、正直演技力といったことよりも歌唱力やステージングといったアイドル的な要素を強く求められるものでした。
講師にも声優界ではまいなーですが聞いたことのある方もいらっしゃいましたが、どちらかというとアニメ系のアイドル声優を輩出しようという印象をもつレッスンが多かったです。
最終的に無事にそつぎょうすることが出来ましたが、求めていた洋画吹き替えの声優とは養成所の理念が違っており、現在はべつの養成所に通っています。みなさんも声優と言っても自分がどのような声優になりたいかを見定めて、養成所を選んでください。
私は神奈川県在住の現在27才の女です。大学時代に声優養成所に通っていました。
なぜ声優養成所に通うことにしたのか。理由は非常にシンプルで、アニメが好きだったからです。
小さい頃からアニメ好きで大人になってもいまだにアニメが大好きです。子供の頃は漫画家になりたいと思っていましたが、あいにく私はとても絵が下手で…。そんな私が次になりたいと思ったのがキャラクターに命を吹き込む声優さんでした。
高校に行かずに声優養成所に行くつもりでしたが親に止められてしまい、大学にも通うことを条件に許してもらうことができました。
私が選んだのは日本ナレーション演技研究所(日ナレ)でした。何箇所か体験入学をした中で一番雰囲気がよく、かつ先生のレベルが高いと感じたからです。
その分誰でも入れるわけではなく入所審査、つまりオーディションがありましたが、簡単な漢字やことわざの読み書きテストや面接、実技試験くらいでしたのであまり難易度は高くなかったように思います。
入所審査(オーディション)に受かった私は週三回のコースを大学に通いながら受講しました。最初の頃はストレッチや発声練習などの本当に基礎的な体作りから始まりました。
クラスが上に上がると次は演技レッスンや実際に声優になるための心構えなどを幅広く教わることができました。最近の声優は人前で歌やダンスを披露する機会が非常に多いのでボーカルとダンスのレッスンもありました。
ダンスのレッスンに関しては苦手そうな人が多かった印象です。私もその1人です。
先生は人によってはものすごく厳しい方もいましたが、皆さん優しく親身になって指導してくださる方ばかりでした。本格的なレッスンができる分授業料は安くありません。年間で50万くらいだったのでひと月で4万くらいはかかっていたと思います。
私は二年間日ナレに通学しました。通学している間は非常に得るものが多く、演技のレベルもおかげさまでだいぶ向上したと思っています。
しかしながら、私は事務所に所属してプロデビューすることは出来ませんでした。
今は会社員として働きながら、時々日ナレ時代の友人と小劇場でお芝居をやっています。夢は叶いませんでしたが、声優としてではなく社会人、人として必要なことを多く学ぶことができましたし、大切な親友を得ることもできたので後悔はありません。
これから声優養成所に通うか迷っている方にお伝えしたいのは、後悔のないように必ず保険を用意した上で挑んで欲しいということです。後に引けない状態で夢を追うのはかっこいいことかもしれませんが、声優は他のいろんな職業に比べて著しく倍率が高いです。
そして実際になれるかどうかは実力だけでは決まりません。運やコネクションなども大きな要素になります。
実際私の同期で一番実力があった子は声優にはなれませんでした。声優になれなかったとしても他の道に進むことができるようにするためにも、大学あるいは高校に通いながら通学しておくことが大切だと思います。
出典:ネット調査
参照:【体験談】元・日ナレ生が語る!入所オーディションの試験内容
養成所や専門学校に入る前からできること
あなたが経験者であれ、演技素人であれ、声優に必要な要素は変わりありません。
日ナレに限らず、養成所や専門学校に入る前から、次の点を意識してトレーニングしておきましょう。
(1)腹式発声
鼻から息をいっぱい吸い込んで、お腹にため、口から長く息を吐く練習をしましょう。
息は吸い込む時よりも、吐ききることを意識することが大切です。
(2)滑舌
普段から口角をしっかり動かして、発音しましょう。
鏡を見ながらのトレーニングも効果的です。
(3)読解力
たくさんの文章を読み、それにどのような意味が含まれているのか、背景やキャラクターの感情を読み取る練習をしましょう。
文章には書かれていない作者の思いを想像し、理解しようとすることも大切です。(これを「行間を読む」と言います。)
(4)表現力
文章から読み取った背景や感情をしっかりイメージして、それを表現する練習をしましょう。
(5)自己アピール力
どれだけ基礎力がついても、自分をアピールできなければ声優として活動していくことは大変です。
TPOをわきまえた言動や服装はもちろんのこと、挨拶や周りへの気配りを忘れずに、自分らしさを演出していきましょう。
(6)自己管理能力
体調管理は、声優の仕事をしていくうえで、何よりも大切です。
収録の際に風邪をひいていては、ベストな声は出せませんよね。普段から体調管理を心がけ、いつでも最高の声が出せるよう、食事や睡眠に気を付けましょう。
特に「養成所」に入りたい人は、これらを徹底的に訓練してくださいね。
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おすすめの養成所・スクール
最後に、日ナレ以外に当サイトでおすすめする養成所やスクールをいくつか紹介しましょう。
インターナショナル・メディア学院
インターナショナル・メディア学院は、堀川りょうさんが学院長をされており、ここ数年右肩上がりで急速に拡大している養成所です。
IAMエージェンシーやアズリードカンパニーを受け皿に持ちます。
あまり声優養成所がない地方にも分校があるので、地方の人にはおすすめで、IAMエージェンシーは、アニメやゲーム、外画や舞台などのお仕事があります。
また、インターナショナル・メディア学院は他の養成所にはない、時代に合った試みを多く取り入れており、今後どう成長していくのかかなり注目の養成所といえます。
【ジャンル】声優養成所
【場所】全国に19箇所(東京、札幌、仙台、八王子、横浜、秋葉原、柏、宇都宮、大宮、新潟、長野、金沢、浜松、名古屋、大阪、高松、岡山、広島、福岡)、海外(ハワイ校/香港校)
※その他、オンライン校が全国にあります
【期間】2年間
【費用】月謝制(入所金:108,000円、月謝:ベーシックコース月謝43,200円 年間518,400円+108,000円=626,400円/アドバンスコース(2年目)月謝54,000円 年間648,000円)
※料金については公式サイトから資料請求してご確認ください
【提携プロダクション】 IAMエージェンシー、アズリードカンパニー
オンライン説明会・LINE相談会も実施中
総合学園ヒューマンアカデミー
総合学園ヒューマンアカデミーは、声優養成所ではなく、専門分野を学び就職・デビューを目指す学校です。
養成所が短期集中で専門の技術を学ぶ場所であるのに対して、スクールは、長い期間をかけて声優の技術、一般教養など総合的に学ぶところで、養成所に比べて提携事務所が多いのもスクールの特徴です。
ヒューマンアカデミーも、プロダクションとの連携に力を入れていて、プロダクションの代表や現役声優を講師に招くだけでなく、希望する学生全員がオーディションに参加することが可能です。
ただ、難点は学費の高さで、全日制は、1年間で100万円以上かかります。
学費ローンを組むことができますが、自力での返済はかなり厳しい額といえますが、それだけの価値があるという口コミが多いです。
【ジャンル】声優スクール
【場所】全国に16箇所(札幌、仙台、柏校、大宮、新宿、横浜、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、北九州、福岡、鹿児島、那覇)
【期間: 声優専攻2年間
【費用】 約105万円 (※入学金、1年次学費の合計。別途、施設・教材・実習・諸費用が必要)
※料金については公式サイトから資料請求してご確認ください
【提携プロダクション】 マック・ミック、原オフィス、アトミックモンキー、プロースト!、スリートゥリー、トライストーン等
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